コップの水でどこを見ますか?

コップに半分入った水を見たときに
「もう半分しかない」と考えるか?
「まだ半分ある」と考えるか?
前者は悲観的な考え方と捉えられがちで、一般的には後者が前向きな考え方だと
おすすめすることが多いようです。
私が担当するコーチングでも
「ないものを見るのではなく、あるものに焦点を当てましょう」
と教えられます。
ところが、この例えを世に広げたとされる経済学者のドラッカーは
違うことを言っていたようなんです。
彼はこう言っています。
『半分入っている』から『半分空である』に認識を変えるとき、大きなイノベーションの機会が生まれる。」
つまり、ないところを埋めるものを考えることで、新しいものが生まれるということです。
確かにあるものだけを見ていては、現状突破は難しいかもしれません。
何をお伝えしたいかというと
コップの水でどう考えるかは自分が決めて良いということなんです。
辛い思いをしているときは「まだ半分ある」と考えれば
自分を勇気づけられるかもしれない。
エネルギーが満ちているなら「もう半分しかない」と
自分を奮い立たせることができるかもしれない。
現状を変えたいのなら「半分は空になってる。そこに何を満たす?」と
アイデアを絞り出せるかもしれない。
どれが正しいのではなくて、どう捉えるかは自分で決められる。
ただ、どこを見るのかによって、そのあとの思考や感情、行動が変わることを知らないと
自分の捉え方の癖から抜け出すことが難しいことがあります。
そんなときに役に立つのがコーチの存在なんです。
30分無料体験コーチング受け付けています。
お問い合わせお待ちしています。
コーチング担当 水木